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イオン


城陽駅から徒歩1分、学習塾湧学館です。

中学3年生で、期末に向けて心配な教科を聞くと、「理科のイオンが…」という子が多いです。

3年生は前回、生物分野である遺伝や進化を学習していました。

この生物分野は比較的、わかりやすく点数を取りやすい範囲なのです。実際、城陽中学3年生の中間テストでも理科だけは平均点が70点代でした。

なぜわかりやすいかというと、具体的で身近だからです。魚類から両生類…と、進化していくのはわかりやすいですよね。

次のイオンは、化学の分野です。

化学は、生物とは逆に、イメージしにくい教科です。全て物質は原子からできていて、その種類はこれだけあって…、電子を失ってイオン化することがあって…、

身近ではないので、覚えにくいわけです。教科書が文字の羅列に見えて、上滑りの浅い理解に終わることが多いです。

しかし、そんな程度の理解では問題が解けるわけもありませんので、結果的に化学分野の平均点が下がることが多いですね。

理解と暗記、演習時間を含めて、中間テストと同じ点数を取ろうと思ったら、生物分野の2倍の勉強時間がかかると思っておいた方がいいでしょう。

もちろん、時々化学が好きな子もいて、「生物より得意です」という子もいますが、珍しい方ですね。

テストで問われる知識や実験自体は限られているので、一つ一つの実験をどこまで深く理解できるかどうかですね。

ここでも、教科書の図を理解し、言葉の意味や実験の意味、結果を説明できるまで勉強できれば、問題ありません。

生物分野よりは理解や暗記に時間がかかることが多いので、

ここを強く自覚して、早めに勉強時間を確保していきましょう。