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伸びない勉強法 伸びる勉強法

夏以降に入塾した子が多いので、定期テストの勉強の仕方を初めて見るという子も多いです。

英語数学は普段見ていますが、

理科社会国語の自習日の様子を観察していると、

伸びない勉強法をやっている子と、伸びる勉強法をやっている子で綺麗に分かれます。

伸びない勉強をしている子の特徴としては、

□教科書や学校のワークをやっていないのに塾の教材や市販の教材、プリントを使いたがる

□問題文や教科書の文をノートにそのまま写して満足している

□語句をひたすら横に写すだけ

□問題を解くだけで丸つけをしない(丸つけまでのスパンが長い)

□丸つけをした後、間違っている問題をなぜ間違っているのか言えない、そもそも直しをしていない(丸つけをしただけで満足をしている)

など、時間と体力を消費するだけで、点数や学力は上がらない勉強法をすることですね。

もちろん指摘します。無駄なことをやっていると。

伸びない勉強法に共通しているのは、頭に負荷がかかっていないことですね。

厳しい言い方ですが、腕に負担がかかっているだけ。ノートが綺麗になって満足しているだけです。勉強ではなく作業です。

今までの癖なのでしょう。強い癖ほど時間がかかりますが、これを直していけば、徐々にできるようになっていきますね。

逆に、入塾した時点でオール4程度ある、70〜90点取っている子の勉強法は、

□教科書や学校のワーク、学校のプリント類中心の勉強

□問題を解いて一定のペースで丸つけをして、わからなかったところは印をつけたりノートにメモしている

□教科書を中心に、理解を大事にしている

こういった傾向がありますね。

頭のトレーニングをしていると感じます。

塾でやっているということは、普段の学校の授業や家庭学習でもやっているでしょうから、

より良くなっていきますね。

最初から勉強法に問題がない子は、理解の手助けをしたり、追加で問題を用意したりと、サポートが中心になります。

自習日や特訓日は、勉強時間が増えるのはもちろんのこと、

こういった普段の学習法を観察、指摘、改善できるので、有意義な時間ですね。見ないと始まりませんから。