国語の学習はどうすれば良いのか?
または、どのような指導をしているのか?
時々ご質問をいただきます。
まず国語力としては、
文章を読解する力が基本です。
しかし、この文章を読解する力を持たない子が、どんどん増えています。
文章を読めない、本を読めない、集中力が続かない、本人は読んでいるつもりでも読めていない…、こうした子が増えています。
原因としては、メディアの発達だろうと考えています。
以前のように、
本や新聞という活字中心のメディアではなく、
現代の子は、
スマホやスマホのゲーム、YouTube、tiktokやInstagramといった、画像や動画が中心の娯楽やメディアに慣れています。
活字を集中して読むという行為からは、遠ざかる一方ですから、
読解力が低下するのも、当然でしょう。
本から離れるということは、漢字の意味や読み方、書き方を知らない子も増える一方です。
文章は漢字で書かれていますから、漢字を知らないと読むことができません。
ですから、国語が苦手な子は、
まずは漢字や漢字の意味、四字熟語や慣用句、ことわざを学習することから始めた方が良いでしょう。
漢字を知らないとそもそも文章は読めませんし、漢字を読めても意味は知らないという子も多くいます。
基本的な漢字や語句の意味を知った上で、文章を文章のまま読むことや、自分の頭で言い換えること、筆者の言いたいことを掴むこと…など、文章読解力を鍛えることになります。
受験生は国語の文章読解を進めている子もいますが、
読解問題を解いてもらい、こちらで丸つけをして、わからない単語の意味調べをさせて、重要な段落の筆者の言いたいことを言ってもらいます。
選択肢形式の問題であれば、なぜその選択肢になるのか?を聞きます。
やっていることは、英語のスラッシュリーディングと同じで、「本文を正確に読むこと」と「それを指導者がチェックすること」です。
しかし、国語の方が勉強の成果が成績に反映されるまでさらに時間がかかります。
国語は日本語ですから、普段からの日本語に接する意識や態度で毎日差がつく科目です。
読解力がついた、と思えるまでには長い時間がかかります。本当に読解力がついているのか実感を持ちにくいため、途中で挫折する子も多い科目です。
目標が見えづらいため、勉強しにくい科目です。「あの目印のところまで行けばゴールだ」と言われれば走れますが、国語は暗闇の中を走っている感覚を持ってしまいやすいですね。
それでも、歩き始めないことには目標に近づくこともできませんし、それどころか、勉強しないと読解力は下がる一方です。
英語と同じく、
地道に言葉の意味を覚え、わからない言葉をわかるようにして、
文章を読んでいく。指導者に解答を添削もしてもらう。それを続けていった子にだけ、以前よりも文章を読めている瞬間が必ず訪れますね。
指導や学習方法として、国語に関しても魔法のような勉強方法はありませんが、
避けて通っているといつか取り返しがつかなくなります。本に触れてみる、漢字学習をするなど、
いつだって、「国語の学習をしなきゃな」と思ったその日から始めるのがベストです。一歩一歩頑張っていきましょう。
または、どのような指導をしているのか?
時々ご質問をいただきます。
まず国語力としては、
文章を読解する力が基本です。
しかし、この文章を読解する力を持たない子が、どんどん増えています。
文章を読めない、本を読めない、集中力が続かない、本人は読んでいるつもりでも読めていない…、こうした子が増えています。
原因としては、メディアの発達だろうと考えています。
以前のように、
本や新聞という活字中心のメディアではなく、
現代の子は、
スマホやスマホのゲーム、YouTube、tiktokやInstagramといった、画像や動画が中心の娯楽やメディアに慣れています。
活字を集中して読むという行為からは、遠ざかる一方ですから、
読解力が低下するのも、当然でしょう。
本から離れるということは、漢字の意味や読み方、書き方を知らない子も増える一方です。
文章は漢字で書かれていますから、漢字を知らないと読むことができません。
ですから、国語が苦手な子は、
まずは漢字や漢字の意味、四字熟語や慣用句、ことわざを学習することから始めた方が良いでしょう。
漢字を知らないとそもそも文章は読めませんし、漢字を読めても意味は知らないという子も多くいます。
基本的な漢字や語句の意味を知った上で、文章を文章のまま読むことや、自分の頭で言い換えること、筆者の言いたいことを掴むこと…など、文章読解力を鍛えることになります。
受験生は国語の文章読解を進めている子もいますが、
読解問題を解いてもらい、こちらで丸つけをして、わからない単語の意味調べをさせて、重要な段落の筆者の言いたいことを言ってもらいます。
選択肢形式の問題であれば、なぜその選択肢になるのか?を聞きます。
やっていることは、英語のスラッシュリーディングと同じで、「本文を正確に読むこと」と「それを指導者がチェックすること」です。
しかし、国語の方が勉強の成果が成績に反映されるまでさらに時間がかかります。
国語は日本語ですから、普段からの日本語に接する意識や態度で毎日差がつく科目です。
読解力がついた、と思えるまでには長い時間がかかります。本当に読解力がついているのか実感を持ちにくいため、途中で挫折する子も多い科目です。
目標が見えづらいため、勉強しにくい科目です。「あの目印のところまで行けばゴールだ」と言われれば走れますが、国語は暗闇の中を走っている感覚を持ってしまいやすいですね。
それでも、歩き始めないことには目標に近づくこともできませんし、それどころか、勉強しないと読解力は下がる一方です。
英語と同じく、
地道に言葉の意味を覚え、わからない言葉をわかるようにして、
文章を読んでいく。指導者に解答を添削もしてもらう。それを続けていった子にだけ、以前よりも文章を読めている瞬間が必ず訪れますね。
指導や学習方法として、国語に関しても魔法のような勉強方法はありませんが、
避けて通っているといつか取り返しがつかなくなります。本に触れてみる、漢字学習をするなど、
いつだって、「国語の学習をしなきゃな」と思ったその日から始めるのがベストです。一歩一歩頑張っていきましょう。