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英語の勉強法(講師)

もともと湧学館の生徒で、講師として働いてくれている子が、高校生の時の英語の勉強法について書いてくれました。

↓以下に載せておきますね。立命館大学に合格した子です。

英語の勉強方法について(高校時の体験談)

こんにちは。湧学館で塾講師をしている者です。今回は、私が高校生の時に行っていた勉強方法の一部について、学年別でお話をさせていただきます。

まずは、1年生の時についてです。

私は部活をしており(バスケ部で週6〜7)忙しかったですが、秋ごろから、

塾に来る日は毎回、システム英単語という単語帳を使って、英語の単語テストを行うという決まりを作りました。

この単語テストの決まりを作ることは、単語テストのために毎日英単語を確認して、知っている英語を1つでも増やすということに繋がります。そして、単語を多く覚えているということは、英文の全体的な内容を把握することに繋がるので、単語テストを継続的に実施できて、私はとても良かったと感じています。

次に、2年生の時についてです。勉強では「受験が近づいてきたな」という実感が湧き始め、部活では最高学年となって責任も増えました。

2年生も部活動は忙しかったですが、私は英文を主語や動詞、接続語や前置詞などに分けて分解し、英文の構造を理解する練習(英文解釈)を、単語テストに加えて塾の宿題として行っていました。

この練習をすることは、英文が長くなったり、主語や動詞などの関係がわかりにくなったりしても、論理的に英文を読み解くことに繋がりました。実際に私はこの練習をして、「複雑な英文は苦手だ」という、それまで感じていた英語への苦手意識がずいぶんと減りました。また、単語テストも継続して行っており、分かる単語も増えてきたので、英語が比較的好きな教科になっていったのがこの学年です。

最後に、3年生の時についてです。6月に部活も終わり、本格的に受験生としての勉強が始まりました。

私は、単語テストと英文解釈を引き続き行って、英語長文をひたすら解いて答え合わせをし、解いた英語長文の英文解釈をするという練習を行っていました。英語長文をひたすら解くことは、英語に慣れて早く読めるようになることに繋がります。また、様々な問題のパターンにたくさん触れることで、「この聞き方をされた時はこう答える」と分かるようになることに繋がります。

システム英単語は基本編と標準編の2冊が終わり、続いて英熟語のテストも行って、私立対策もしていました。熟語は覚えたことが直接点数につながることが多く、役に立った実感がすぐに湧きました。

今回は、私が高校生の時に行っていた勉強方法についてお話をさせていただきました。

私は、英語を勉強する際に大切なことは、できるだけ早く、毎日少しずつでも良いので英語に触れることだと考えます。英語は単語や文法、リスニングなど、勉強しなければならないことがたくさんあるので、苦手だという意識をそのままにして受験生になってしまうと、英語の勉強に多くの時間をかけなければいけなくなってしまい、他の教科の勉強ができなくなるからです。

他にも効果的な勉強方法もたくさんあるので、今回の内容は参考程度にしていただけると嬉しいです。ご覧いただき、ありがとうございました。