復習の熱

「先生、1、2年生の復習がしたいです」

「数学をもっと復習したいんですが、どのように進めれば良いですか?」

今月は、ほぼ毎日、受験生の誰かから

「復習したい」という声が聞こえます。

私は、

「あれ、春ってこんなに復習の熱が高かったかな…?」

と、違和感を覚えています。

違和感といいましたが、

もちろん、良いことですよ!

私の中では、

「春のうちに1、2年生の内容を復習するべき」

「夏だけに1、2年生の復習を頼っていては、間に合わないこともある」

と思っていますから、

受験生もそう思っていることはいいことです。

ただ…春は、

大人が思っているよりも、復習の重要性が子供に伝わっていないことが多いですからね。

なんとなく、「先生が言っていることもわかるけど、まぁまだ大丈夫だろう」くらいの雰囲気を感じることもあります。

その経験と比べると、今年は、復習の大切さや、入試を見据えた勉強を今のうちからコツコツとしておかなければいけないという、

危機感を共有できている気がします。

私の伝え方が上手くなったのか、

今年の子の熱量が高いのか。

どちらもなのか。

いずれにしろ、良いことです。

どちらかというと、嬉しい困惑です。

生徒たちの熱に乗っかって、復習を一緒に進めて、あとで楽な思いをさせてあげたいですね。